バベルの通信講座(eラーニング) 法律翻訳

1.リーガル翻訳文法  リーガル翻訳文法

短文を使って法律文に慣れるための基礎コース。
 ◆言語:英→日  音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)



 「法律文書翻訳を学ぶには、法律分野独自の環境に馴染んでゆく必要があることは確かだか、文書である以上、文法の基本類型を無視した文章構成がなされることはない為、一見冗長で難解な文書も、基本類型を見つけ出し、それを手がかりに文全体の流れを掴めば、読み解くことも、然程難しいことではない」というアドバイスと共に、第1講のレッスンでは、全体像を掴む方策として、基本類型を見つけ出し、文全体の流れを掴む訓練を受けました。

 その中の一例、「The President of the United States of America must be an American citizen. 」「アメリカ合衆国大統領は、アメリカ市民でなければならない」という例文と共に、「S+V+O(C)」の類型について学んだとき、これはすごいと思いました。一般的なテキストや文法学習かと想像していたので、このように、アメリカ合衆国憲法や、実際の法律文書から引用した例文等も各講に盛り込み、文法を学びながら法律文書に慣れ親しむことができるような配慮がなされていること、膨大な知識と労力をつぎ込んで作成された講座内容であることに驚きの連続でした。法律文書からその歴史的背景にも興味が湧き、考えながら調べたり、又、違った視点で物事をとらえること等も面白く感じました。

 各課題のボリュームは、他講座よりシンプルでしたが内容が濃く、毎回の講義、受講指示書、テキストやワークブック等全て読み課題へ取り組むと、思いの他、時間を要しましたが、私のような法律翻訳学習初心者でも、無理なく学習を進めることができました。法律文書翻訳の学習として、初心者の方から、又すでにご経験者の方にも、とても役立つ講座だと思います。
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2.英日契約書翻訳 I (初級)  英日契約書翻訳I

実務で頻出する典型的な32種類の英文契約書(初心者にも理解しやすい短い契約書)で、典型的な契約書のパターンを一通り学ぶことができる基礎コース。
 ◆言語:英→日  ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)



本講座の契約書は、法律家でない人にも身近な賃貸借契約書や雇用契約書から、近年、デジタル化で増えているクリックラップライセンス契約書まで、種類が豊富です。テキストには訳例が多数載っており、読み応えがあります。学習方法は、闇雲に辞書を引くのではなく、訳例を模倣して効率的に覚えていく方法です。これに音声講義と課題の提出・添削が加わり、充実した内容になっています。最初はとにかく難しく感じて挫折しかけましたが、優しい先生に一から教えて頂いて、徐々にスピードが増し、自信がつきました。先生の添削と質問への回答は、丁寧かつ迅速です。


本講座は法律家にも、初心者にも役に立ちます。契約書は、ありとあらゆる商取引で使用されます。私は法律事務所の秘書として働いた後、メーカーの海外営業の仕事を始めましたが、そこでも契約書が重要でした。デジタル化・ギグエコノミーの普及と共に、法律翻訳の需要も増えています。大企業には顧問弁護士や法務の人材が揃っていますが、中小企業やフリーランス等の場合、気軽に専門家に相談することも難しく、自ら調べる、又は、翻訳家に頼るしかないこともあります。英語が苦手な法律家や、法律が苦手な翻訳家もいるため、インターネット上に乱立した翻訳サイトには粗悪な訳文もあります。ぜひ、本講座で高品質の法律翻訳を学ぶことをおすすめします。

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3.日英契約書翻訳 I (初級)  詳細

 ◆言語:日→英  ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)



 以前、勤務先の日系自動車サプライヤーでSales Agreementの翻訳を頼まれたことをきっかけに、契約書の翻訳に興味を持ちました。本講座の受講にあたり、日本の法律用語も英語の法律用語も知らない私が日本語から英語への翻訳など出来るようになるのだろうかと不安でした。しかし受講指示書を読んでみると、学習の進め方と教材(各契約書)について詳しく説明されていたので、まずはほっとして受講を開始したのを思い出します。各レッスンの受講指示書には、取り上げる契約書がどういう契約なのか、どのような義務が発生するのか、どのような背景でその契約が作られたのかなどが説明されており、契約文書に不慣れな私でも、一つ一つを納得・理解して学習を進めることができました。テキストを模倣して翻訳練習するという技法は、やっていく内に慣用句や決め訳・表現を覚え、英語の専門的な用語を幅広く理解できるようになっていました。更に、日本語に入れ替えて理解するのではなく、英語は英語として理解するという習慣が身についていました。


 課題添削においては、先生が丁寧に寄り添って下さいます。先生が気付かれたことを余白に赤で記入して下さり、また、類似した法律用語についてもその違いを詳しく紹介・説明して下さいます。レッスン毎の評価シートは、先生との文通のような感じでいつもコメントが楽しみでした。「良い点」へのコメントが次へのモチベーションに繋がっていき、また、注意点や改善課題を提示いただくことで、これからの参考とすることができました。

 易しい教材から徐々に難易度を上げて進みますので、今まで分からなかったことが自然と理解できているようになっています。先ずは取り組んでみると、いつの間にか契約書を英訳できるレベルになっており、無事に16講を終了できる仕組みになっています。是非、恐れずに挑戦してみて下さい。

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4.英日契約書翻訳 II  詳細

 ◆言語:英→日  ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)

私はこうしてリーガル翻訳者になった


法律知識もなく翻訳未経験から学習をはじめ、現在ではフリーランスのプロ法律翻訳者として活躍する修了生 中川さんの学習体験談です。

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5.日英契約書翻訳 II  詳細

 ◆言語:日→英  ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)

6.英日訴訟文書翻訳  詳細

 ◆言語:英→日(一部英訳) ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)

7.ドラフティング講座(契約書篇)  詳細

 ◆言語:英文ドラフティング ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 
 指導つき(課題提出あり):88,000円(税込) 指導なし(課題提出なし):44,000円(税込)



8.インターナショナルパラリーガル実務(リーガルドラフティング議事録篇)  詳細

 ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 指導つき:88,000円(税込)



9.国際取引法  詳細

 ◆音声講義:16回  ◆提出課題:16回  ◆受講期間:12ヶ月
 ◆受講料 指導つき:88,000円(税込)

 

バベルの法律翻訳ルールブック(全7種類)


バベルのオンライン講座では、翻訳の技法をまとめたルールブックが副教材として付属します。

ルールブックには以下のものがあります。

 (1)バベル法律文章表現技法
 (2)法律文章日本語表現ルールブック
 (3)英文契約書の共通条項の解説
 (4)英文契約書の必須用語・用例集
 (5)バベル法律翻訳英文法(英日)①②
 (6)バベル法律翻訳英文法(日英)①②
 (7)バベル・リーガル・ドラフティング技法

※使用するルールブック(PDF)は、講座により組み合わせが異なります。



「指導つき」と「指導なし」について


「指導つき」の場合、各回に設定された課題の回答を提出することができ、個別の添削指導を行います。 また、指導講師への質問も可能です。

「指導なし」の場合、課題の提出や質問はできません。音声講義の聴講と教材(PDFデータ)の閲覧のみとなります。


バベルの通信講座(eラーニング)は、個別に設定された受講期間内であれば、いつでも何度でも講義を聴くことができます。また、提出課題の添削指導やQ&Aの対応は、講義を行っている講師または専任のインストラクターが担当します。講座によって異なりますので、予め、無料体験版のシラバスでご確認ください。


アメリカ法 Transnational Legal Program

アメリカ法をやさしく学べる知識科目です。
渉外弁護士、米国ロースクール留学を目指す方、契約交渉担当者、国際法務担当者、パラリーガル、リーガル翻訳者を目指す方などにお奨めします。 >>シラバス一覧はこちら

講座名
提出回数
受講期間(最大)
受講料(税込)
アメリカ合衆国憲法、 アメリカ会社法、 アメリカ・パートナーシップ法、 アメリカ代理法、 アメリカ刑法、 アメリカ刑事訴訟手続、 アメリカ不法行為法、 アメリカ契約法、 アメリカ動産及び動産取引法、 アメリカ担保保証法、 アメリカ債権回収法、 アメリカ銀行・銀行取引法、アメリカ製造物責任法※、 アメリカ信託法※、 アメリカ労働法※ 、 アメリカ保険法、 アメリカ相続法、 アメリカ家族法、 アメリカ破産法、 アメリカ知的財産法、 アメリカ不動産法、 アメリカ税法、 アメリカ民事訴訟手続、 アメリカ証拠法、 アメリカ独占禁止法、 アメリカ流通証券法、 アメリカ証券取引法、 アメリカ行政制度及び行政法※、 アメリカ移民法※、 アメリカ司法制度
※のついた講座は音声講義がありません。
提出課題はありません
4ヶ月
18,000円
/1講座

※Web教材の閲覧のみの場合


受講生の声(千里 歩さん)  アメリカ法科目「アメリカ司法制度」講座
~国際取引業務に携わる方、翻訳者を目指す方に必要不可欠!~


  私はリーガル翻訳者を目指しており、アメリカ法の基礎知識を身につけたいと思い、本講座を受講しました。
日本とアメリカの司法制度の大きな違いである
(1)連邦政府と州のそれぞれに司法、立法、行政の制度があること
(2)アメリカ法の背景にあるコモンローの要素
の2点を学べる内容になっているため、アメリカの司法制度の特徴を理解することができ、個別法の学習がスムーズになりました。

 リーガル翻訳者を目指す方、また、国際取引を行う方にとって、アメリカの司法制度およびコモンローの知識を持っておくことは不可欠だと思います。 例えば、英文の取引基本契約書に原則として記載されている約因は、コモンロー上の契約成立要件を満たし法的拘束力をもたせることを目的としていることなどを理解していると、リーガル翻訳や国際取引に有益だと思います。
 そして、これらの事柄を学習できる本講座は、アメリカ法を学ぶ最初のステップとして、最適な科目だと思います。