PC-Transer活用法
「開く」メニューについて
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翻訳ソフトを利用するためには、電子化された原文を読み込まなくてはなりません。基本的にテキスト形式のファイルが対象となります。しかし、実際の翻訳作業の現場ではその他のファイル形式も多く見られます。

従来、テキスト形式以外のファイルを翻訳ソフトの対訳エディタに読み込む場合は、それぞれのアプリケーションで表示しておいて「選択」→「コピー・アンド・ペースト」していました。これは数が多くなるとかなりの手間になります。また、図形モードで「テキスト・ボックス」の中に文章が入力されている場合、一つ一つコピーしていかなくてはなりません。

PC-Transer V9では、MS-Wordとpdfファイルを「開く」ことができます。もちろん、それぞれのファイルからテキストのみ抜き出して読み込むわけですが、アプリケーションを開いてコピー・アンド・ペーストするよりはずっと効率的です。MS-Wordのテキスト・ボックス内のテキストも一括で読み込んでくれます。

●PDFファイルを開く

試しにPDFファイルを開いてみましょう。メニューバーの「ファイル」をクリックしさらに「開く」をクリックします。【図1】

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「開く」ウインドウが表示されたら「ファイルの種類」を「PDFファイル(*.pdf)」にします。ファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします。【図2】

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対訳エディタの原文側(左側)にテキストが読み込まれました。【図3】

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