現在のように翻訳ソフトがポピュラーになった背景には、インターネットの急激な普及があります。それまで下火になっていた「機械翻訳」は、英語を「公用語」とするインターネットの世界で、E-Mailやホームページでの大量の英文を処理する道具として復活しました。最後にWebブラウザに表示されるレイアウトをそのまま保持して翻訳する「Web翻訳機能」を使ってみます。 |
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●設定変更 いつものようにポケトラエコを起動します。 「設定」ボタンをクリックし、さらに「ブラウザとボタン」をクリックすると[図1]の画面になります。 「ブラウザ」を選択して、「設定」ボタンをクリックすれば設定は終了です。 |
[図1]
次へ ●フローティングボタンの表示 対訳エディタの「ボタン」をクリックするとフローティングボタンが現れます[図2]。 |
[図2]
次へ ●Web翻訳 ブラウザを起動して、翻訳したいページを表示しましょう。とりあえずワシントンポストのページを開いてみました[図3]。 |
[図3]
次へ ここでフローティングボタンの「翻訳」ボタンをクリックします。 約10秒程で新しいウインドウが開いて「日本語版(?)」ワシントンポストが表示されました[図4]。どうです、レイアウトはそっくりでしょう。ただし、訳文は一次出力のレベルですが...。 |
[図4]
次へ ●対訳エディタでの翻訳 ページ全体ではなく一部分を訳してみたい時、その部分を選択して反転表示させます。今度はTIMEのページにしました[図5]。 |
[図5]
次へ そして、フローティングボタンの「対訳」をクリックすると、自動的に原文が対訳エディタに貼り付けられて翻訳が開始されます。気が付いてみると翻訳が終わっていました[図6]。 |
[図6]
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せっかくブラウザのレイアウト通りに出力された訳文をなんとか修正して完成訳にする方法がないか、と翻訳者なら考えることと思われます。ホームページ作成ソフトとうまく連動させれば何とかなりそうです。そこで、WEB制作ソフトの「ホームページビルダー」で修正して完成させるというのをやってみます。
ホームページ翻訳の方法 |
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そこで、ホームページ作成ツールを使ってみます。 |
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修正したファイルをWEBブラウザで開くとこのようになりました。 |
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トレーニング用の材料とトレーニング方法 |
材料として適当なものをあげるとすれば、ニュース記事が一番でしょう。
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ここでは一番上の記事「FAKE INVITATION USED IN SCAM」を訳してみます。 |
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対訳エディタに原文が貼り付けられて翻訳されます。 |
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一旦名前を付けて保存します。 *電話線でインターネットに接続している人は、ここで接続を切ってください。電話代がもったいないですから。 |
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練習問題
asahi.comから上記の方法で原文を取り込んで練習してください。
作業段階ごとに、以下のようなファイル名を付けます。
「一次出力」 asahi+日付 (ポケトラエコ形式)
「中間編集」 asahi+日付+中間編集 (ポケトラエコ形式)
「後編集」 asahi+日付+後編集 (ポケトラエコ形式)
「仕上げ」 asahi+日付+最終 (テキスト形式)
この練習は出来るだけ毎日やってください。
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