エクセルで辞書ソースを作成する場合、一旦「テキスト(タブ区切り)(*.txt)」で保存し、ワードなどの検索置換機能を使ってタブを削除します（図2参照）。

＜図２＞ワードの検索置換でタブを削除
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　形容詞、副詞を一括登録する場合は、それぞれ、「見出し語(a):訳語」、「見出し語（adv):訳語」と記述します。
　翻訳する原文を分析して事前にユーザー辞書を作り込むには、第3回で紹介した「頻度リスト出力」機能を使うと便利です。連語も抽出できるので辞書ソース作成に大変役立ちます。翻訳対象文に絞り込んだユーザー辞書を作成することは非常に重要なことです。数万語の専門辞書を設定するよりも、原文を分析して作成した数百語のユーザー辞書を使用するほうが良い結果が得られます。
　さて、辞書ソースができたら拡張子を「.opt」にして保存します。次にメニューの「ツール」から「辞書一括登録」をクリックして辞書一括登録画面を開きます（図3参照）。

＜図３＞辞書一括登録画面
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